【2024年度最新版】Midjourneyで商用利用したい人必見!料金プランと注意点まとめ

midjourney プラン解説

「画像生成AI「Midjourney」の始め方を画像付きで解説 無料アカウント編」では、Midjourneyを利用するための方法を説明しましたが、次は画像生成を行うための有料プランについてプランの種類や著作権・商用利用について解説します。

悩んでいるひと

Midjourneyっていくらなんだ?

こんな悩みを解決します。

この記事ではこんな疑問やお悩みにお応えします!
  • Midjourneyの料金プランとプランの詳細がわかる
  • Midjourneyの著作権・利用規約・商用利用について理解できる
かずくん

料金プランと利用規約は気になるとこだよね

目次

Midjourneyの料金プランは4つ(無料プランは無し)

料金プランはベーシックプラン、スタンダードプラン、プロプラン、メガプランの4種類になります。(2024/01時点)料金はそれぞれ10ドル、30ドル、60ドル、120ドルとなっています。

Midjourney公式サイトのサブスクリプションについて

少しわかりやすくしてみました。

スクロールできます
ベーシックスタンダードプロメガ
月額10ドル30ドル60ドル120ドル
年額96ドル
(8ドル/月)
288ドル
(24ドル/月)
576ドル
(48ドル/月)
1152ドル
(96ドル/月)
Fast GPU Time3.3時間/月15時間/月30時間/月60時間/月
Relax GPU Timeなし無制限無制限無制限
追加GPU時間購入4ドル/時間4ドル/時間4ドル/時間4ドル/時間
個別作業ルームありありありあり
ステルスモードなしなしありあり
最大同時ジョブ数3ジョブ同時実行、待機ジョブ10個3ジョブ同時実行、待機ジョブ10個12高速ジョブ
3低速ジョブ、待機ジョブ10個
12高速ジョブ
3低速ジョブ、待機ジョブ10個
画像評価による無料GPU時間の獲得ありありありあり
使用権一般商用条件一般商用条件一般商用条件一般商用条件
生成回数最大200回無制限無制限無制限

補足すると、「Fast GPU Time」は画像生成の処理時間に関する条件で高速で処理できる時間になります。ベーシックだと3.3時間しかありません。「Relax GPU Time」はスタンダードプラン以上は無制限ですが、ベーシックは無しです。(ベーシックで3.3時間過ぎると、利用できないのか追記します。)

「追加GPU時間購入(Purchase Extra GPU Timeは高速処理の時間を追加で買う場合の料金です。全プランで一律1時間4ドルです。「個別作業ルーム(Work Solo In Your Direct Messages)」これは初心者はまずnewbies-xxxの共有ルームで作業と聞いたことがあると思いますが、有料プランになると個別のルームで作業が可能になります。ただ、作成した画像は全体のギャラリーで公開されることにはなります。

「ステルスモード(Stealth Modeこれは作成した作品を非公開にすることが可能です。プロプランとメガプランのみ利用可能になります。「最大同時ジョブ数(Maximum Concurrent Jobsこれは同時に画像生成を行える数と待機可能のジョブ数になります。ベーシックプランだと3つ同時作成が可能で、待機が10個までとなります。

キューのイメージです。

「画像評価による無料GPU時間の獲得(Rate Images to Earn Free GPU Time)」は公開されたギャラリーの画像を評価することで報酬として「Fast GPU TIME」を獲得することができます。ランキングに参加した利用者の上位2000名に1時間の無料時間をプレゼントを毎日実施しています。最後に「使用権(Usage Rights)」について、有料プランについては全プランを商用利用が可能となっています。

おすすめのプランは「Relaxモード」が使えるStandardプラン、でも最初はベーシックからでもOK!

プランごとの注意点やポイントを簡単にまとめると下記になります。

ベーシックプランの注意点・ポイント

  • 画像生成が高速モードしかない(処理は早いがすぐ使い切ってしまう可能性がある)
  • 使えるGPU処理時間が短い 3.3時間分(3.3時間=198分なので1枚1分なら約200枚(最大))
  • 生成した画像・プロンプトがギャラリーで公開される

ベーシックプランはこんな人にオススメ

  • Midjourneyを始めて利用する方や頻繁に画像作成を行わないライトユーザー
  • 日替わりの画像評価を頑張って無料GPU時間を獲得できる・頑張る方(笑)
かずくん

プランは後から変更できるので、まずはベーシックでも問題ないよ!

スタンダードプランの注意点・ポイント(一番オススメはここ)

  • 画像生成でリラックスモードが使える(しかも無制限)
  • 生成した画像・プロンプトがギャラリーで公開される

スタンダードプランはこんな人にオススメ

  • 頻繁に画像生成を行うが時間に余裕のある方(リラックスモードでGPU時間節約が可能)

プロ・メガプランの注意点・ポイント

  • ステルスモード(プロンプト非公開)が使える(ここが一番のメリットですね)

プロ・メガプランはこんな人にオススメ

  • 商用利用で頻繁に大量の画像生成を行い、プロンプトは見せたくないという方

Midjourneyの著作権について

著作権・利用規約についてこちらにリンクを載せています。随時改定されていくのでこまめにチェックしましょう。

  1. Content Rights

Your Rights
You own all Assets You create with the Services to the fullest extent possible under applicable law. There are some exceptions:

Your ownership is subject to any obligations imposed by this Agreement and the rights of any third-parties.
If you are a company or any employee of a company with more than $1,000,000 USD a year in revenue, you must be subscribed to a “Pro” or “Mega” plan to own Your Assets.
If you upscale the images of others, these images remain owned by the original creators.
Please consult Your own lawyer if You want more information about the state of current intellectual property law in Your jurisdiction. Your ownership of the Assets you created persists even if in subsequent months You downgrade or cancel Your membership.

Rights You give to Midjourney

By using the Services, You grant to Midjourney, its successors, and assigns a perpetual, worldwide, non-exclusive, sublicensable no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute text and image prompts You input into the Services, as well as any Assets produced by You through the Service. This license survives termination of this Agreement by any party, for any reason.

Remixing and Stealth Mode

Please note: Midjourney is an open community which allows others to use and remix Your images and prompts whenever they are posted in a public setting. By default, Your images are publically viewable and remixable. As described below, You grant Midjourney a license to allow this.

If You purchased the Stealth feature as part of Your “Pro” or “Mega” subscription or through the previously available add-on, we agree to make best efforts not to publish any Assets You make in any situation where you have engaged stealth mode in the Services.

Please be aware that any image You make in a shared or open space, such as a Discord chatroom, is viewable by anyone in that chatroom, regardless of whether Stealth mode is engaged.

https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-service 一部抜粋してます

日本語に訳してみます。

4.コンテンツの権利


あなたの権利
あなたは、適用される法律の最大限度において、サービスを使って作成したすべての資産 (Assets) を所有します。ただし、いくつかの例外があります。

所有権は、本契約および第三者の権利によって課せられた義務に従います。
年間収入が1,000,000米ドルを超える企業またはその従業員である場合、資産を所有するには「Pro」または「Mega」プランに加入する必要があります。
他人の画像をアップスケールした場合、その画像の所有権は元の作成者に残ります。
管轄区域における現在の知的財産法について詳しく知りたい場合は、弁護士にご相談ください。作成した資産の所有権は、その後の数ヶ月でメンバーシップをダウングレードまたはキャンセルした場合でも維持されます。
Midjourneyに与える権利 ←ここ重要です
サービスを利用することにより、あなたは、Midjourney、その継承者、および被許諾人に、サービスに入力したテキストと画像のプロンプト、およびサービスを通じて生成されたすべての資産を複製、派生著作物を作成、公開表示、公開上演、サブライセンス、配布する、永続的、世界的、非独占的、サブライセンス可能、無償、ロイヤリティーフリー、不可撤の著作権ライセンスを付与します。このライセンスは、いかなる理由でも、いかなる当事者によっても本契約が終了した場合も存続します。

リミックスとステルスモード
注意:Midjourney はオープンなコミュニティであり、公開設定で投稿された画像とプロンプトは、他のユーザーが使用してリミックスすることができます。デフォルトでは、あなたの画像は公開で表示され、リミックス可能です。以下で説明するように、あなたはこれにMidjourneyがライセンスを付与することを認めます。

「Pro」または「Mega」サブスクリプションの一部として、または以前利用可能だったアドオンを通じてステルス機能を購入した場合、Midjourneyは、サービスでステルスモードを有効にした場合に作成した資産を公開しないよう最善の努力を払うことに同意します。

Discord チャットルームなどの共有スペースまたはオープンなスペースで作成した画像は、ステルスモードが有効かどうかによらず、そのチャットルーム内の誰でも閲覧できることに注意してください。

自動翻訳を掲載しましたが、ポイントとしては利用者の権利はMidjourneyに付与されるということです。いろんなサイトをみてみましたが、Midjourneyで作った作品の著作権はユーザー側にあると書かれた逆の解釈が多いような感覚です。作品の使用は問題ないが、著作権はMidjourney側になるという点は抑えていたほうがいいと思います。使用について自己責任になりますので、しっかり自分で調べてから利用するようにしましょう。

著作権についてはまだ法整備が追い付いていない状況でいろんな議論がされているようです。アメリカではAIが作った作品に著作権は無しとの見解を米著作権局が発表したり、日本の著作権法では人間が作ったものだけに著作権があるとされているなど、著作権に関する情報が多くでてきてます。こういった生成AIサービスは膨大な学習データを元にしているので、その元となるデータに本来の著作権がある思いますので、注意していく必要があると思います。

かずくん

著作権についてはしっかり調べたほうがいいね!

それでは、また。

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この記事を書いた人

沖縄に住む現役のシステムエンジニアです。
20年以上システムエンジニアしてます。このサイトでは主にブログ運営(ワードプレス関連)、お金、趣味についての記事をのんびり書いています。

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